国際エネルギースタープログラム
地球温暖化は、世界中で発生する毎日の消費エネルギーと密に関係しています。
とくに企業では、オフィス器機が長時間スイッチを入れたままになっているために生じる、エネルギー消費が大きな問題です。
「国際エネルギースタープログラム」は、OA機器の消費電力を削減するために生まれた国際的な環境ラベリング制度です。
OA機器の製造事業者は、経済産業省に登録し、一定の省エネルギー基準を満たしたOA機器製品に国際エネルギースターロゴが表示できます。
また、日本で申請すれば、他国でもマークの使用ができるようになりますし、その逆も可能なのです。
例えばコンピューターの場合、一定の待機時間が過ぎると低電力モードに入り、消費電力を15W以下(一体型の場合は35W以下)に抑えるといった基準が設けられているのです。
2003年現在、40以上の製品カテゴリーの約28,000の製品が対象とされ、家庭用および業務用の電気・電子機器を対象としていましたが、このほか、一般住宅(1995年)、オフィスビル(1999年)、病院(2001年)、スーパーマーケット(2001年)といった建造物も対象に加えられてきています。
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